革新的なサービスの創出とは?

前回もお伝えしたとおり、中小企業庁が中小企業・小規模事業者が取り組む、生産性向上に資する革新的サービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善を行うための設備投資等を支援します。

締め切り:平成30427

対象要件のひとつに

1.「中小サービス事業者の生産性向上のためのガイドライン」で示された方法で行う革新的なサービスの創出・サービス提供プロセスの改善であり、35年で、「付加価値額」年率3%及び「経常利益」年率1%の向上を達成できる計画であること。 

とあります。「革新的なサービスの創出」とは?

革新的なサービスの創出と聞くとずいぶんと敷居が高いように感じますが、経済産業省のまとめた「中小サービス事業者の生産性向上のためのガイドライン」では、以下のような事例をあげています。

(1)新規顧客層への展開

  • 住宅街のレストランが、昼間に主婦向けの料理教室を開くのみならず、手間がかからない簡単なレシピを開発し、金曜夜や土曜日も教室を開くことで、独身男性や家族サービスのため料理に興味ある夫へ顧客層を拡大する。
  • 都市部のタクシー会社が、妊婦や子育て中の母親向けに保育所や塾への送迎サービスや、一人で外出が困難な高齢者向けに買い物への同行サービスなどを開始することで、ビジネスマン以外にも顧客層を拡大する。 
  • 旅館が、外国語対応が可能なスタッフを雇用・育成し、館内の案内表示等を日本語・外国語併記にするほか、外国人向けの地域観光ツアーや日本文化を紹介するイベントを開催することで、今後増加する訪日観光客を取り込む。

 

(2)商圏の拡大

  • 地元小売業と取引していた食品卸売業が、高価格・高品質な地域ブランド産品を扱う農家や漁師と連携し、長距離での鮮度維持が可能な物流業者を活用することで、東京など中間所得層が多く高付加価値商品が好まれる大都市圏に商圏を拡大する。
  • 一般家庭向けに日用品を販売していた小売業が、農具や園芸資材等に品揃えを特化するとともに、農家へ新商品の使い方アドバイスや就農支援コンサルティングを同時展開することで、大型競合店が立地しない農村などの商圏をターゲットとする。
  • 高品質な接客サービスや料理の提供を行う旅館が、アジア諸国にて日本式の「おもてなし」を全面に押し出したホテルを出店することで、高品質なサービスへの評価が高く、今後も中間所得層の人口増加が期待できる海外市場へ進出する。

 

(3)独自性・独創性の発揮

  • 観光地の旅館が、団体客などに対応して客室の回転率を高めるのではなく、1日に受け入れる客数を限定させて、小規模な施設ながら高品質な内装、きめ細かな接客により客単価を上げる方向性を取ることで地域内の大規模な観光旅館と差別化する。 
  • デイサービス(通所介護)を提供する介護事業者が、食事・入浴等の生活援助や機能訓練のほか、娯楽設備(カラオケやビリヤード)の併設、アロマセラピーやマッサージセラピーを提供するなど、より滞在時間を楽しんでもらうサービスを展開する。
  •  レストランが、医師や栄養士との連携で糖質制限や糖尿病予防など生活習慣病予防をテーマとした新メニューを開発するとともに、直接地域内の農家や漁師から流通経路に乗らない規格外の材料を仕入れることで、低価格な料金で提供する。

 

 

いかがでしょうか?

実行に移すのは大変ですが、アイディアを生み出すのは、不可能ではないように感じませんか?

補助金を受けることができれば、それにこしたことはないですが、事業計画の一環として検討する価値はあるかもしれません。

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